スーパーで「マー油」なるものを見つけました。とっても気になります。
マー油とは
マー油(まーゆ)は、にんにくをラードで揚げて作った香味油です。
別名「焦がしにんにく油」とも呼ばれます。
特に、九州・熊本ラーメンで香味として用いられることが多く、最近ではラーメンだけでなく炒飯やいろいろな料理へのちょいかけ等で幅広く使用されています。
豚骨ラーメンに浮いている、あの黒い液体がマー油です。
馬油(マーユ、バーユ)は馬の皮下脂肪を主原料とする動物性油脂のことなので、マー油とは別物です。
ラー油とマー油の違い
マー油はごま油に焦がしニンニクをブレンドした調味料です。
ラー油は唐辛子を使っているので味わいが異なります。
マー油の作り方
いくつものレシピを見ました。
作り方は、ニンニクをスライスしたものをラードで揚げてすり潰すのですが、
ニンニクの揚げ加減が5段階、薄茶色から焦げ焦げの真っ黒まで時間差でラードから出します。
揚げ具合が異なるニンニクがポイントだそうです。
その揚げたニンニクに揚げ油のラードを戻して、ブレンダーやすり鉢などですり潰して出来上がり。
ニンニクは生ニンニクではなく、乾燥ニンニクを使っているレシピもありました。
マー油の使い方
万能調味料であるマー油は、ラーメン・チャーハン・スープ・炒め物など中華料理との相性が非常に良いのですが、使うときのポイントは、「仕上げに少し入れる」など控えめにすること。
◇豚骨ラーメン
マー油は熊本ラーメン(豚骨ラーメン)との相性が抜群に良い。
生麺はもちろん、インスタント麺であっても味と香りがアップ!
ぜひラーメンを食べるときには使ってみましょう。
◇カレーライス
マー油はカレーライスの隠し味として使っても美味しい。
マー油を入れるタイミングは市販のカレールーを溶かしたあとがおすすめ。
黒カレーライスのような濃い色味になり、香りとうま味も引き立ち美味しく食べられる。
◇野菜炒め
使い方はシンプルに、盛り付けた野菜炒めの上にマー油をかけるだけ。
これだけで普通の野菜炒めが何倍にも美味しくなる。
また、野菜炒めを作っている途中にマー油を使いたいなら、野菜に火が通ったあとに加えるのがおすすめ。
◇チャーハン
味付けの最後にマー油を少し加える。
味の素の冷凍チャーハンにも、マー油が使われている商品があります。
その他、焼きそばやビーフンなど応用はききそうです。
今度、スーパーに行ったときに買ってみたいと思います←作らんのかいw
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