身近な人が、湿布にかぶれて困った…と言っていたので、この話をしたらとても感謝されました。
湿布にかぶれたことがある方は、これをアタマの隅においておくと役に立つかもしれません。


もうずいぶん昔のことですが、私は咳をし過ぎて、肋骨にヒビが入ったことがあります。
そんなことが?と思った方もいらっしゃるかと思いますが、意外とよくあることだそうです。
その時は私も、まさか肋骨にヒビが入っているとは思わずに、痛む胸の下あたりに湿布を貼っていました。


何日も湿布を貼り続けていた為、肌がかぶれてしまい、会社帰りの電車の中で、同僚とそのことを話していたのですが…


私達は混んでいる車内で立って話をしていました。

私 「湿布でかぶれちゃって痒いんだよねー」
同僚 「じゃあ今度は温湿布にしてみたらどう?」
私 「そっか!じゃあそうしてみようかな」
すると、隣に立っていた見知らぬオジサマから声をかけられました。
「お嬢さんたち、それは違うよ」←その時は私も”お嬢さん”でした(笑)
「おじさんはね、湿布の会社に勤めているからよく知ってるんだけどね」と話し始めました。


その”湿布のおじさん”の話によると、
湿布を剥がしても、肌にはスースーする成分が残っている。
その状態でお風呂に入ると、スースー成分が雑菌を皮膚に取り込んでしまうのでかぶれてしまう。
スースー成分は、30分くらいで消えるので、湿布を剥がして30分以上経ってからお風呂に入ればかぶれない
、のだそうです。


なるほどー(・◇・)

それと、冷湿布と温湿布の使い分けも教えてくれました。

最初に腫れがある時は冷湿布、腫れがひいたら温湿布で血流を良くする。のだそうです。


オジサマからしたら、私達があまりにバカなことを話していたので、我慢できなかったのでしょうね(笑)
ですが、その教えを守ってからは、一度も湿布でかぶれたことはありません。
もちろん、全ての人に効果があるとは限りませんが、知っておくと良いと思います。


“湿布のおじさん”には、今でも感謝しています。