ポケトークを香港の人に使ってみました




香港からお客様が見えることになりました。

日本語がまったくできない香港人が3人。
(内2人は英語もできます)

お迎えするのは、日本在住者の、日本語ペラペラ香港人。
そして、日本語オンリーの私。
日本語ペラペラが通訳をしてくれるのですが、それだと彼にかかる負担も大きいし、私も自分でコミュニケーションを取りたかったので、さんまさんのCMで話題の「ポケトーク」とやらを使ってみることにしました。

ポケトークには、レンタルと購入があります。
使ったことがなく、性能もわからなかったので、レンタルすることにしました。

ネットで申し込みをして、2〜3日で届きました。
レンタルですが、気に入ったら差額を支払って買い取ることもできるということで、申し込み時に色も選べ、まるっきりの新品が届きました。
画面保護シールも付いていて、スマホのように自分で貼りました。
(余談ですが、こういうシートを貼る時、埃が気になりますよね。私は、セロテープ持参で浴室で貼ります。予め室内にシャワーを掛けて、空気中の埃を落としておくと良いです。服装も、セーターなどは厳禁です。それでも埃が入ってしまったらセロテープで取ります。是非、お試しくださいwww)

ポケトークの設定はごくごく簡単。
誰にでもすぐにできます。


レンタルでも新品が届きました。
まず充電。

早速試してみる

ポケトークは、なんと74言語に対応ということで、リストを見ると聞いたこともない言語がズラリと並んでいます。

まず絶対に使うこともないであろう言語を飛ばし、とりあえず使う可能性がありそうな言語で試してみました。

ボタンから指を離す時に本体が動いてしまうので、画面が揺れてしまっています。ご了承くださいませ(^^;;

英語
フランス語

先日、アップデートがあってかなり改善されたのですが、アップデート前の広東語はこうでした。

他の言語はアップデート前もスムーズに翻訳していましたが、広東語に関しては、翻訳されるのも時間がかかっていたし、音声に関しては音が出ないのかと思うくらい遅かったです。

逆に、外国語から日本語へはどうでしょう?

動画はありませんが、英語、中国語(北京語)、韓国語はスムーズに翻訳されていたようです。

広東語はダメダメでした。画面がくるくる回って、ほとんどの場合、いつまで待っても翻訳されることはありませんでした。

私は外国語がわからないので、文法が正しいかとかは、残念ながらわかりませんが・・・。

ポケトークの操作は簡単だけれど、説明できないという問題

ここで、ひとつ気付いたことがあります。

ポケトークにはボタンが2つあって、

日本語→外国語は、左のボタンを押しながら話す。

外国語→日本語は、右のボタンを押しながら話す。

という操作なのですが、実際は、CMでさんまさんがやっているように、自分がポケトークを持って相手にマイクを向けるようにして話して貰うというのは、なかなか難しいです。

シチュエーションにもよりますが、外国人の皆さんはポケトークを持とうとします。

そうすると、ポケトークが自分の手から離れるわけですが、そうすると

右のボタンを押しながら話してもらう

ということを説明しなければいけません。

そもそも、外国語ができなくてポケトークを使っているので、そんな簡単なことも説明できなかったりするのです(^_^;)

なんとかカタコトの外国語で道を聞いても、その返事がわからない、という笑えない話もありますが、そんな感じですね。

これは結構な盲点だと思いました。

では、ここからは広東語についてです。

なぜ、広東語は翻訳できないのでしょうか?

香港の公用語は「広東語」です。

中国語(北京語)ではありません。

わかりやすい説明として、文字で書くと、

日本語の国を囗と書くのが中国語(簡体字)

國と書くのが広東語(繁体字)で、発音も違うので、日本人からするとどちらも「中国語」のようなのですが、お互いにまったく通じないそうです。

こんにちはの「ニーハオ」はよく知られていますが、これは中国語で、

広東語では「ネイホウ」というように、全然違います。

日本語ペラペラの香港人曰く(以降は、ペラペラと呼びます)

ポケトークで日本語を広東語に訳すと、通じなくはないけど、ものすごく硬い言い回しで、普通は使わない言葉だそうです。

話し言葉は口語と言って、書いた文章とは違うし、みんな言い方がそれぞれバラバラなんだと。日本語は漢字でだいたいの意味がわかりますが、広東語は発音で文字をあてていたりします。

日本人にはよく理解できません。

私がよく理解できないでいると、ペラペラが「ポケトークに”デブ”と言ってみろ」と言います。

私が「デブ!」とポケトークに言ってペラペラに画面を見せると、「やっぱりなー」と言われました。

なんと、デブは広東語では4つの言い方があるそうで、男女、若いか年配かによって単語が違うんだそうです。

ちなみに、ポケトークに表示されたのは「男の若いデブ」だそうです。

広東語にはそういうことが非常にたくさんあるので、訳せるわけがない!とペラペラは言ってました。

結果、日本語からの翻訳はなんとか通じるけれど、その逆はあてにできないので、返事が単純で済むように質問の仕方を考える、などの工夫が必要だと思います。

ペラペラが、